
コージのストーリー- 肺炎
非侵襲的人工呼吸

症例概要
- 市中肺炎の66歳男性
- 中等度COPDで入院歴あり
- 4日前から体調不良を感じ、医師から抗生物質を処方されるも奏効しなかった
- 過去 2 日間に呼吸困難、咳、膿性痰の増加を認めた
- 中等度~重度の呼吸困難で救急外来を受診した。 X線検査により多葉性肺炎が認められ、ICUに移送となった

治療
- 非侵襲的人工呼吸
- Aerogen Soloを用い、ベータ作動薬と抗コリン薬を、4 ~ 6 時間毎にインラインでネブライザー投与した
- 静脈内輸液、コルチコステロイド、抗生物質

患者転帰
- 非侵襲的人工呼吸を終了
- Aerogen Ultra による持続的治療
- 病棟に移動し自宅退院
特定の患者さんを題材にしたものではなく、典型的な一般的臨床状況を代表するものです。ペイシェントジャーニーは以下に基づいて作製されました。慢性閉塞性肺疾患に対する世界的イニシアチブ (GOLD).慢性閉塞性肺疾患の診断、管理、予防のための世界戦略: http://www.goldcopd.org (2022 年 2 月 28 日にアクセス)。英国国立臨床研究所 (NICE)。16 歳以上の慢性閉塞性肺疾患: 診断と管理 (2018)。 https://www.nice.org.uk/guidance/ng115/chapter/Recommendations#managing-exacerbations-of-copd (2020 年 2 月 3 日にアクセス). Stanojevic S、Kaminsky DA、Miller M、他。ルーチン肺機能検査の解釈戦略に関する ERS/ATS 技術基準 [印刷前のオンライン公開、2021 年 12 月 23 日]。Eur Respir J.2021;2101499. doi:10.1183/13993003.01499-2021James K Stoller, MD, MS.COPD憎悪掲載サイト:投稿 TW編, COPD増悪管理.UpToDate; 2022.2022 年 7 月 11 日にアクセス. https://www.uptodate.com/contents/copd-exacerbations-management